前から気になっていたMG2000。
たまたま近くのヨドバシで販売しているのを発見したので、
勢いで買ってきちゃいました。
個人的にはHDMIのTVに移行しようと思っていて、D端子から
HDMIで繋げるならちょうど良いと思ったので、前から気になっていました。
画質が良くなるとか云々は置いて、HDMI接続でWiiが使える、という所がポイントですね。
何かこういうツールを買って色々遊んでみる、
というのが最近の趣味になっている気がします。
MG2000 とは、SD画質のWiiをHD画質の解像度へアップスケールするツールです。
解像度が高くなることでのソフト側での恩恵は、画質がクッキリ見えて
かなりキレイになる…とのことですが、果たして。
比較対象に使ったソフトは、Wiiでもかなりグラフィックが
キレイなソニックカラーズを使用してみました。
検証ブログサイト等では、モンハントライがよく置いてあるんですが、
あのゲームは元々の仕様上ボケボケがデフォルトなので
比較対象としては問題外と思っています。
※ 画像はニコニコ動画から見た動画プレイヤー画面から比較したものとなります。
※ 左画面がD端子接続(480p)、右画面がMG2000でのHDMI接続(720p)
※ それぞれ似た場面を出来るだけ合わせて比較検証しています。
※ キャプチャーソフトはintensity shuttleで収録しました。1.ステージ開始画面
この画面から見てもわかるのですが、MG2000の画面がすごくクッキリしています。
D端子の映像も相当クッキリしているのですが、それ以上にシャープに、
そしてコントラストが強めになっているのが特徴です。
2.明るいシーン
ポリゴンのクッキリ感も違いますが、UIのアイコンもクッキリ表示されています。
特に右下のスペシャルリング(5つ並んだ赤いリング)の星まで良く見えていますね。
3.カラーパワー発動時
流石に半透明のエフェクトは目視で確認するのは難しいのですがw
柱のオレンジの縞々の外線がハッキリしていますね。
4.カラートリック中
とても違いのわかる一枚。背景の葉っぱのクッキリ感がかなり違います。
これを見るまで気づかなかったんですが、青い空の背景に星がちりばめられている様子まで
ハッキリわかるのも特徴的。改めてカラーズのグラフィックの凝り様に脱帽です。
5.ジャンプ前
コントラストが強調されているのがわかる一枚。看板の文字も読みやすいです。
ただし、暗い部分は見辛くなっているというのも見てとれますね。
画面が暗めのゲームは、明るく調節してプレイしないといけないかも。
6.スパイクゴール前
ピンクスパイクの破片から背景の岩の模様までクッキリしています。
7.リザルト画面
コントラストとシャープさの違いがわかる一枚。
因みにゲームプレイ中は、D端子でもHDMI接続でもクッキリかそうでないかとか
気にせずにプレイしていました。
おそらく気になるとしたらコンポジット接続でプレイしていた場合でしょうね
8.クッキリ具合の比較
リザルト画面での豆粒みたいなソニックで比較してみました。
これを見比べるとシャープフィルタ具合が如実に現れますね。
D端子の場合だと左手の指がどうなっているのかわかりにくいです。
MG2000でのHDMI接続だと、左手の指までハッキリわかります。
他にソニックの口が見えるというのも特徴的ですね。
これを見るまで口が出ているのに気づきませんでしたorz
画像検証ではこの位ですが、実際の映像は動画をアップしてますので、
気になる方は探してみて下さい。
実際のプレイ中にもHDMI接続の時はいつもよりクッキリしてるっぽいなぁとか
色がいつもより濃く表示されているとか感じながらプレイしていました。
プレイ中の印象はこれくらいの違いかな??
ゲームの遅延に関しては、TVから観てプレイする分には遅延がないです。
ただ、MG2000を介してキャプチャーをすると若干のラグがあるっぽい様子でした。
普段のプレイと比べるとPC側からのキャプチャープレビューを観ながらプレイでは
480pのラグなしプレイと比べると、若干もっさりソニックが少し重くなったような
感覚で操作していました。
ですので、HD映像で動画撮影する場合は、素早い動きや瞬時の行動を要するゲームは
ちょっと向いてないかもしれません。
以上、MG2000の検証レポでした。
映像はいずれにせよどちらも気になるレベルではないですが、
今後TVでD端子が廃止されるなどを考慮すると
MG2000はありなのかなぁ?とも解釈できました。
Wiiですぐ欲しい!という方には良いかもしれません。
必要性を感じない方は、WiiUまで待つのが賢明でしょう。
各自の判断で楽しいゲームライフを送ってくださいね!(^-^)/
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