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2020/07/12 (Sun)

ご無沙汰しています、なこすけです。
任天堂のライセンス契約が切れたのか今月ついにPC版の
ソニックロストワールドがリリースされました!
色んな方がロスワに触れる機会が多くなると思いますが、

良い機会ですので、WiiU版のソニックロストワールドの個人的な
レビューをしていこうと思います。各セクション5点満点中いくつで評価してみましょう。
レビウはかなり長めですので、暇な方だけ読んでいただければ幸いです。
※ ウチの主観ですので、ある程度評価が偏っています、ご注意下さい。


ソニックロストワールドは、初代ソニックのコミカルな雰囲気などの原点回帰要素と

新要素を狙った作品。シリーズを通してプレイしている方には
どこか懐かしいシカケや演出があり、お分かりかと思います。


● キャラクター:2/5点
メインキャラは、ソニック、テイルス、エッグマンに加え、
カラーズからのお供ロボットオーボット、キューボットがメインに物語に絡んできます。
オマケ程度に、エミー、ナックルズも。しかし、ほぼ登場しません
新キャラはゼティと呼ばれる六鬼衆です。
     
今作は、キャラの性格が相当偏り気味。敵対者との共同戦線は
SA2でも取っていたので、違和感を感じる方も多いでしょう。
ただ、嫉妬に狂うテイルス君や落ち込むソニックを見たりするのが
珍しくて可愛いかも?と思えるなら、ある意味おいしいのかもしれませんね。
今作では、このキャラはこうあるべき!と思って見ない方が健全です。
設定を踏襲してない点も含めてこの評価。


● ストーリー:2/5点
ソニック達はエッグマンのさらった小動物たちを救出する為にエッグマン達を
追った際に発見した幻の大地ロストヘックスへ降り、動物たちを救出しつつ
ロストヘックスに住む六鬼衆と大陸を左右する壮絶なバトルを繰り広げるのが
大雑把な内容。


前回ソニックカラーズ(ジェネは割愛)には全く出てこなかった
エミーやナックルズも登場しますが(DS版の件はなかったことにします)
活躍の場もなければ、作中にプレイアブルで使用できないのも勿体無い。
完全に空気キャラで実に残念でした。
せめて、マルチプレイで使用出来たらよかったんだけど…。


新敵キャラの6鬼衆もキャラの個性は立っているものの、
イマイチ一方的。今回、何でソニックのジャマをしているのか?とか、
原因となる物語の核の説明がサッパリない。
エッグマンが復活させた、とは言っていたけれども…、
誰それ構わず戦闘が好きな危険な民族ゼティ族とか
そんな説明などが作中にあればまだ分かんないでもないんだけどなぁ。


もう一つは、ソニックカラーズに登場したウィスプ達の再登場。
カラーズの最後にサヨナラとなったウィスプ達が何事もなかったように
登場し、その登場に一切の説明とイベントの注釈もない・・・w
(※ 後のソニックランナーズにてそれっぽい物語はありますが蛇足)


● グラフィック:4/5点
WiiUというHD機にカラーズのエンジンを利用しながら作成に入った
というだけありキレイです。ポップなデザインとステージの360度のステージ。

初作のオマージュコンセプトの所為か、どこかコミカルな感じが多く、
ワールドアドベンチャーのような現実的なリアルさはありません。
いつものエネミー達もコミカルにマイナーチェンジされています。
リアルさで評価したら4点はあげられませんが、そこはコンセプトの違いゆえ
割愛させていただきます。今回の作風からすれば4点かな。


作中のアクションステージでは多少処理落ちはあるものの、
フルHDでも60fpsで動いてくれるのは中々快適。とても見やすいです。
因みに2p「対戦」プレイでは30fpsにフレームを落としての対応となっています。
流石にWiiUのスペックでは難しい模様。


ソニック初期作品に通じるようなコミカルな背景には
原点回帰的な意味合いと、この「常時60fps」の実現の為に
ステージのグラフィックを簡略化しているのかな?
というのも感じました。


昨今のソニック作品では30fpsばかりだったので、
その点においては嬉しかったのですよ。


● サウンド:3/5点
BGMは豪華だけど、どこかマッチしていない印象。


今回もカラーズで作曲を手がけたりした大谷氏・幡谷氏を起用。
ボーカルなしのオープニング曲をコンセプトに豪華に聴こえるように作成したようです。
ウチの雑感としては、BGMってやっぱ初めのインパクトが大事。
今回に関しては、曲は頑張っているのにどこか気合が空回りしている感が強かったです。


ソニジェネにおいてもOPのボーカル曲がなくて肩透かしを食らい、
かなり残念だったのに加えて、今回もボーカル曲がないとくると、
やっぱイマイチ盛り上がれなかったんですよね。
予算が出せなかったのか?と邪推してみたくなってしまいます。


そして何度も聴かされるWonder World。曲調が他のステージも同様、流石にくどい。
耳に残りやすい意味では、確かに残っているんだけど、短いフレーズが
何度も何度も繰り返される感じでクドさばかりが目立つ。
途中間奏的な部分にソロパート加える等そういうのが欲しかったですね。


フィールドMAPもカラーズのようにステージ毎にBGMが変わるなどの
飽きない工夫が欲しかったし、カラーズのBGMがかなりマッチして
良かっただけに残念度が高い。
不思議な大陸というだけあって、フワフワした印象ばかりですが、
派手さも忘れないで欲しかったですね。雰囲気重視のBGMが多い印象でした。
雰囲気の良い曲は多いけど、カッコイイ曲は今回は少なかったな~。


最近のソニックは、どこかポップさ?コミカルさを強調している傾向にあり、
一時期のクールさはどこへ行ったんだろう??というのがBGMにも表れている気がします。
ウチ的にもソニックといえばロックでクールな曲があると妙に安心して
ゲームに集中できる気がします。これはおそらくSA1、2の影響が強いからでしょうね。


あと一部シリーズ使い回しの効果音・BGMはやめて欲しかったな。
お馴染みのSEと捉えるか、そうでないか?
個人的には新作の度にメニューSEとかは変えて欲しいと思うのですよね。


● 操作性システム:1/5点
不親切さがとくに突出していて、とにかく初心者にはオススメできない。


■ 走る!

スピードの3段階調整が出来て、初心者にも安心のソニックのスピード低下
というのが謳い文句。確かに早すぎて何をやっているのかわかんない!
っていうのはソニックシリーズの毎度の問題ではある。


しかし、そもそもソニックから速さを取ってしまったら、
他アクションゲームもどきになってしまうリスクを伴ってしまうわけで…。
結局の所、早さの段階は誰も求めてなかった気がします。



■ 新要素!パルクールアクション

シリンダー上の360度コースや円形ステージで
マリオギャラクシーっぽくなってしまった、とのことだが、
どこか試験的なままで操作がしにくい。
新技のパルクールアクションも使い所があまりなく、主に暴走して発動のケースが多い。
発動すると反って硬直があったりして使わない方が良い場合もあったり
じゃあ何でこのアクションが入ってるんだ??と思うこともあった。
比較するのは野暮だが、3DS版の方がパルクールを上手く扱えています。


■ 好評につき??、再雇用カラーパワー!
再登場のカラーウィスプシステムも一部タッチ操作やジャイロ操作でやりにくい。
後のアップデートでコントローラー操作も可能になったが
始めから設定等で選択させて欲しかった。


カラーウィスプはタイムアタックにおいては
殆どのステージにおいて使わない方が速い所が多く、
何でコレ入れたんだろう???と疑問に思うような


「ステージが出来上がってから何となく入れてみました」な配置が多い。


カプセルも今までのように触れたら取れる、ではなく、
ジャンプスピンで壊してから取らなければならない等
結構手間がかかる。


スコアアタックランキング要素もない為、
カラーズにあったようなカラーパワーでのスコア稼ぎ…の用途も皆無に。
走る以外のオマケアクションの位置づけだけになってしまった。


■ 多重・フルロックホーミングアタックにキックアクション
ホーミングとキック、フルロックオンのホーミングアタックと
攻撃にバリエーションが出来たが、使い所が分かりにくい。

この敵にはキック用、この敵は普通にホーミングと分かりやすい色や
シンボルが付いていると良かったのかも。
あと、いつも言われていることなんだけど、敵の耐久値はホントに要らないよね…。


■ 復活のスピンダッシュ

スピンダッシュ採用も、個人的には嬉しかった。が、最速を求めると
スピンで丸まった状態のソニックをずっと見るだけで画的につまらない。
スピン状態がある程度過ぎると自動でブースト高速走行状態の

モーションに変わる(スピードは一緒)などの工夫が欲しかった。
こうすれば、誰も泣かずに済んだのかもしれない??


自動走行パートでは、なけなしのブースト音のSEが鳴る。

音が鳴るだけで、なんちゃって最高速で全然速い感じがしない。
キィイイーン!!で誤魔化さないでほしいヨ


■ 背景は2D・3Dでも360度!
2Dパートの360度円回転ステージも妙に操作しにくく、
スピードが落とされているのはプレイをしやすいようにの配慮で
あろうと納得できるが、死にポイントや操作性の悪さが目立ち、
とにかく理不尽な死に方が多い。
過去作の死亡場所には
アウトのアイコンがあったのはどこに行ってしまったんだろうか?


ボス戦の個別化も欲しいところだが、駆け抜けたステージのラストは
ゴールリングかフラッグを通過する形で終了したい。
ロックオンの出来ないカプセルに苦労してゴールするのは
SA1で止めて欲しかったし、ソニック4Ep2や3DS版ではロックオン→ホーミングで
カプセルボタンが踏めたのに何故出来ない仕様にしたのか謎過ぎます。
なんでか何作かに一回はゴール問題が出てきますねw


■ グラインドレールチェンジ、直線横移動は手動操作に!

これ、何で退化したんでしょうね?w
クイックステップ、グラインドレールチェンジボタン
あっても良かったと思うんですよ。
レール逆走も出来なくなってしまい残念仕様になってしまいました。


● ユーザーインターフェイス:1/5点

起動して最初の画面は、シンプルな設定と、モードセレクト。
ゲーム中の設定も各ZONEに乗ると表示してくれます。
しかし、すごくシンプルが故にかゆい所に手が届かない設定画面。


因みに3DS版だと各種音設定が出来たり、ギャラリー、
サウンドモードが挿入されている。なんでこれらがないんだ…。
電子取扱説明書も非常に雑で、使い方説明が説明になっていない。
特にウィスプの使い方


■Miiverse

Miiverseではユーザー間とのコミュニケーションが取れたり、
自分がクリア出来ない場所のコツを質問したりして、
交流を深めることが出来るのは良い部分。
残念なのは、任天堂機ならではの低年齢層のマナーの悪さ
こればかりは仕方がないが、あまり投稿しようとは進んで思わなくなってしまう。


■Miiverseを通じてのアイテム放流


ノーマルモードで使用可能なアイテムを流して他人に行き渡った物が結果として
何かのアイテムになって帰ってくるというシステム。
試みは面白いが、元々のアイテムが特別旨みを感じるわけではないので、
最終的にはブラックボム☆4だけになってしまうのではないかと思ってしまう。


序盤で役に立つレッドリング用レーダーはかなり役に立ちます。


■オモチャオによるお題の実績要素

他HD機では当たり前の実績機能。モチロンWiiUにもあります。
オモチャオが提案してくれるお題をクリアしてクリア報酬アイテムを
いただきながら次の実績を挑戦するモード。
クリアした後の新規のお題をいちいちオモチャオに聞かなければならない手間
も煩わしいが、オモチャオの声くらい欲しかった。やっぱり予算?


 


● オンラインモード(タイムアタック):2/5点

各ZONEの選択画面でタイムアタックを選択すると、専用画面での
タイムアタックが出来、クリアすると国内・海外でのランキングに
登録される仕組み。タイムのみのランキングであるので、
カラーズにあったスコアアタック要素が一切無い。スコアラー全滅であるw
やっぱりスコアアタック要素とランキングも欲しい!!


エリア通過の更新タイムも表記されるのは良い点だけれど、
クリアまで1ミス(死亡)も許されないので、結構敷居は高め。


ランキングも自分の上下を詳しく閲覧できるとなお良かった。
ランキングデータ更新もすぐに受け付けてくれないので
現在のランキングを確認しにくいのもちょっと使いにくい。


悪い点ばかりだが、タイムアタックでのタイムを縮めるコツが
分かってきてソニックが段々自在に操れるようになってくると
ロストワールドの面白さを感じてきます
ノーマルゲームよりもTAで操作方法を掴める様な印象でした。
しかし、ここまでやろうとしないと面白さが分からないのは
かなり罪なゲームですね(^^;)


 


● ステージ(DLCを含む):3/5点
3種類の無料DLC(ナイツ・ヨッシー・ゼルダ)があるのは嬉しい。
これらのメリットは、残機数・動物数を稼いぎやすく、
ストーリーを進め易いのが一番のメリット。
有料DLCもあると、なお良かったかな?


通常ステージでは、理不尽な死亡が本作では多く、
快適に遊べるステージは数えるほどしかないと思う。
個人的に構成と遊びやすさの点で楽しかったステージは


・ウィンディヒルZONE1
・ウィンディヒルZONE3
・デザートルーインズZONE1
・トロピカルコーストZONE3
・スカイロードZONE1
・スカイロードZONE2
・サイレントフォレストZONE1


辺り。自動走行のデザートZONE2も悪くないんだけれども
自動走行ゆえの物足りなさを感じるステージでもあります。


逆に個人的に初見時でつまらなかったステージも一応列挙しておきましょう。


・ウィンディヒルZONE2(遅い)


・デザートルーインズZONE3(スイートマウンテン意識し過ぎて何か嫌)


・デザートルーインズZONE4(強制スクロールだけど先に進めないのは・・・)


・トロピカルコーストZONE1

(TAをやりこんだら面白みを感じれた。しかし3Dドリルは不要過ぎ)

・トロピカルコーストZONE2(ミキサーギミックが面倒臭い)



・トロピカルコーストZONE4

(2Dパートの理不尽死の多さ。TAに慣れてくると病み付きになってきた)

・トロピカルコーストZONE?(なんかもうソニックじゃなくて良いよね…?)
・スカイロードZONE3(空を飛ぶって特に面白い訳ではない)

 
・フローズンファクトリーZONE2

(雪玉でゴロゴロとかそもそもコンセプトから外れてるでしょう!w)

・フローズンファクトリーZONE3

(何も毎回カジノ入れなくて良いのよ。ピンボールの動きが硬すぎて苛々。
 ジェネはもうちょっと良かった。ピンボールしなきゃまぁまぁ)

・サイレントフォレストZONE2

(理不尽死Part2円形ギミックの死もそうだが、フクロウの光で
 死ぬ理由が分からない(そういうイベントが欲しいよね))

・サイレントフォレストZONE4

(円形ギミックでとにかく死にまくる苛々Part3。
 ドリルはカラーズの時より使いにくい)

・スカイロードZONE?(マリオさんのボーナスステージですかね?)

・ラバーマウンテンZONE4

(カラーズラスボス戦のオマージュ過ぎて閉口。寒かった)

・ヒドゥンワールドZONE1

(何をしたらいいのか、もはやコンセプトが分からない。
 地面を全色揃えるのか?動物稼ぐ為のステージなのか?表記すべき)

・ヒドゥンワールドZONE4

(上記その2。三毛猫パックマンは何なんでしょうね…?)


といった感じでした。
つまらんからTAもやらん!という感じではなく、おそらく
誰もあまりプレイしないだろうというステージを一生懸命やってみると、
ものすごーーくジワジワと面白さが滲み出てきます
ここまでマゾのように耐えないと面白さが伝わらないのかー!
と思うステージばかりです。


● 総合評価:18/40点


中の下、位の評価になりました。
至る所の「説明不足」、面白さに繋がる「何か」が足りない
というゲームでしたね。ただ、ゲームの苛々をある程度の所で
乗り越えて、ロストヘックスでのソニックの操作に慣れてくると、
徐々にこの作品の面白さが分かってくる…気がします。
物語は印象に残らないので、素直に遊びの楽しさを追求するのが
今回もベターかもしれません。


直感的な楽しさに繋がる物がない為、
ああ、これ面白いな!と一般的に思える方は少ないかも。
ウチもロストワールドは今では楽しめていますが
購入当初の状態であれば、絵本シリーズ、カラーズ、ソニジェネなど
過去の作品の方が面白かったな、と思えた位
期待していた出来ではなくて残念でした。


しかし、「新要素」としてのソニックとして楽しめる意味では
プレイする価値があるかもしれませんね。


以上、ソニックロストワールドの個人的レビューでした!

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2015/11/08 (Sun) 徒然 Comment(0)
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